本格焼酎 酉爵(しょう)

造り手

杜氏たちによる挑戦の積み重ね。 それこそが球磨に息づく伝統。

杜氏 林田 武也
いかに酵母にいい仕事をしてもらうかが私の仕事

焼酎は蔵で働く人がつくるのではなく、酵母がつくるもの。酵母が発酵することでアルコールが作り出されるのですが、杜氏はその手伝いをしているだけです。経験を重ねるほどにその思いは強くなっていきます。酵母にいい仕事をしてもらうために必要なことは、より良い麹を作り、酵母の状態をよく観察すること。私に託されているのはこの部分です。
常に目指しているのは、単独でもおいしく、料理と一緒に頂いてもおいしい焼酎づくり。「酉爵 エクセレンス」はその最高傑作と言える焼酎です。ぜひご賞味いただきたいと思います。

製造課長 深松 昭一
房の露の歴史とともにある最高級の本格焼酎

長期にわたって樽貯蔵を続け、その中でも群を抜いた味と香りのあるもののみをブレンドした「酉爵 エクセレンス」。当社は、その最初の原酒が樽詰めされた1960年代初頭に現社名に改称し、房の露株式会社としての歴史を歩み始めました。
シェリー樽を使った長期熟成という当時としては革新的と言える焼酎づくりは、「酉爵」の原点であると同時に、房の露の歴史にとっても象徴的なマイルストーンです。蔵の歴史を語れる最高級の焼酎、それが「酉爵 エクセレンス」なのです。私たちは今、先人がつくり上げた原酒を受け継ぎ、こういう焼酎づくりをさせてもらっています。次の世代にも誇りに思ってもらえる「酉爵」を、さらに追い求めていかなければいけないと思っています。